とみペンパパのサラリーマン投資録

投資初級者がサラリーマン投資家を目指すブログです。

トライオートFX その2

8/29からお試し運用を始めたトライオートFX。3通貨ペアの自動売買を設定しているのでそこそこ約定のメールが来ます。決済の約定ごとに確定利益が積みあがっていくので、なかなか気分がよいですね。並行して、FX自動売買について勉強していくといろいろわかってきました。 

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まず一番の疑問はホントに年率100%超えの利益が出るのか?という点。もしホントなら、100万円の元手が5年後には3,200万円、10年後には10億を超えることになります。さすがにそんなにうまい話あるわけないので、かなり疑いの目をもっていろいろブログなど読み漁りながら理解を進めていったところ、やはり自動売買で失敗した(損した)というブログも見つかり、仕組みがようやくわかってきました。

簡単に言うと、自動売買はレンジ内を動く為替などを対象にその値動きによって売買する仕組みですが、ベースとなっているのはレバレッジを効かせたFX取引なので、売りまたは買いの建玉を持ったまま逆方向に大きく値動きすると証拠金が減っていき、証拠金が0になると強制決済、いわゆる損切りが発生するという仕組みになっています。証拠金を十分に入れておけば損切りのリスクは下がっていきますが、証拠金を増やすほど投資効率が下がっていく、というわけです。トライオートFXの設定画面では推奨証拠金が表示されているのですが、どうも機械的に計算しているようで、大きく値動きした場合の損切りリスクまでしっかり考慮した金額になっていないようです。なので推奨証拠金で年率をシミュレーションすると100%超えになるプリセットの設定がいくつもあるのですが、中長期投資を前提に損切りリスクを考慮した証拠金を入れると、10~30%くらいの年率になりそう、というのが見えてきました。

とはいえ年率10%もいけば投資としてはなかなかの成績です。株式投信で6~8%程度、個別株で運用成績がよければもっと行くと思いますが、初心者では10%達成できれば上出来、という感じの中、ほぼほったらかしで年率10%以上というのは十分効率的でサラリーマン投資家に向いていると言えるでしょう。

 

ということで、ちゃんと理解すればそんなに怪しいものではないことがわかってきたので、本腰を入れてFX自動売買を運用することにしました。

さしあたって考える必要があるのは今運用しているプリセットの2本、「攻めの低資金コアレンジャー_ユーロ/英ポンド」と「テトラカレンシーセレクト_カナダドル/円_豪ドル/NZドル」のためにいくら証拠金を入れておけばよいか?ということ。トライオートFXのサイトを調べていたら、認定ビルダー(プリセット設定の作者)の方が設定の狙いとか想定を書かれているブログを発見。「攻めの低資金・・・」のほうは、最小単位で25万円推奨とはっきり書かれていました。トライオートFX画面上の推奨証拠金の2倍近くですね。。「テトラカレンシー・・・」のほうは書かれてなかったですが、画面上の推奨証拠金は似たようなものなので、まあ合計で40~50万くらい入れておけば当面損切りに遭うリスクはかなり低いと考えてよいでしょう。

この認定ビルダーブログ、ほんとに参考になります。というか運用始める前に見とけよって話ですが、トライオートFXの設定画面のほうからリンクしておいてほしかったですね。。

 

と、だんだん仕組みがわかってきたので、次はトライオートFXの良さであるカスタマイズ性の高さを活かして、自分の設定を作ってみたくなりました。トライオートFXには「ビルダー」という機能があり自由に設定を作れるのですが、この時(9月当時)はリニューアル中で使うことができませんでした。リニューアルが終わるまではプリセットの設定でしばらく運用を続けるしかないようです。